台中の滷味屋さん VEGE CREEK 蔬河 Prime(台中綠園道店)に行ってきました。
(滷味とは台湾風煮込のことだそうです)
ネットで見たお店の写真がおしゃれで、野菜を自分でかごに入れるシステムもおもしろそうだったので今回の旅行計画に入れていました。
場所は台中駅からは遠く、バスで15分くらい行ったところにあります。
https://m.facebook.com/VEGECREEK/
店舗はおしゃれだが見つけにくい
おしゃれなエリアで周りには新しい美術館やカフェやショップなどがあります。
ただ看板等が一切なくて何度も店の前を余裕で通りすぎていました。
GoogleMap片手に位置情報を確認しながら「これじゃあ行きすぎてる」「これでは戻りすぎ」とうろうろ。
一連の新しい雑居ビルの並びにようやくVEGE CREEKの文字を見つけました。
入店すると思ったよりも狭く10人ちょっとで満席といったかんじ。
ネットでみたおしゃれな内装はまさにその通り。
打ちっ放しのコンクリートのかんじ。むだな配色のない落ち着いたデザインのテーブルやいすや店内ディスプレイの数々。
無印良品とかさなりました。
調理場も飲食スペースと仕切らないつくりで、新しくて清潔な調理器具類や店員さんの服装など、シンプルデザイン好きとしては目をうばわれました。
野菜と麺選びが楽しい
事前に予習していたとおりセルフで野菜と麺を選びます。
奥さんが食材バックを先にもってきたので自分の食べたい野菜も奥さんのバッグに入れていきました。
われわれのチョイスは、キャベツ、にんじん、しいたけ、コーン、ブロッコリー。
麺も数種類から選べて、ぼくは拉麵を選択。奥さんは王子麺。鉄性の板状のもので好きな麺を選びます。
選んだ野菜と麺を店員さんのところに持っていくと調理してから提供してくれるシステムです。支払もこのタイミングです。
奥さんが店員さんからなにやら2、3質問されていました。
どうやらわたしたちは1つのバックに2人分の野菜と麺を入れて出したので、2つの器に野菜をどういう配分で入れるかの質問だったようです。
奥さんもとまどっていたようでしたが、店員さんのほうが察知してくれて、2つの器に野菜を全種類がわたるように等分して提供してくれました。
われわれは結果オーライでしたが、本来は1人分の麺と野菜を別々のバックに入れて店員さんに出すべきだったようです。
料金
2人分で700円くらい。
安いですね。
実食
正直ファーストインパクトは「あれっ」って感じでした。
いわゆる日本のラーメンやそばをイメージしていたので味が薄く塩気もないからです。
調理にいっさい油を使用せず、だしも煮干しやカツオ風味ではないようです。
まああくまでも台湾風煮込なのでラーメンと違って当然。
ただ台湾風といっても、台湾に行ったことがあるかたならわかると思いますが、特有の香辛料(八角?パクチー?)は効いていなかったので箸は進みました。
(つゆは醤油をシンプルにお湯で薄めたような味だった)
このシンプルな味付けのおかげで、そのぶん野菜そのものの味を楽しむことができます。
それがこのお店のまさにコンセプトだということがわかりました。
きづくとスープまで余裕で完食。
おわりに
野菜の味が楽しめて結果とても満足感がありました。
ただ麺を食べてしまうと手持ちぶさたでもう店を出るしかないかんじになってしまうので、ブレンド珈琲だけでいいのでメニューにあるといいかな。
こちらの台中店は支店で、本店は台北にあるようです。